発電量に応じて充電と放電を繰り返す系統用蓄電所の運用を手掛ける東京の企業が、
宇城市に蓄電所を新たに整備することになり、企業立地協定を結びました。
宇城市豊野町に系統用蓄電所を整備するのは、去年7月に設立された東京に本社を置く日本蓄電池です。
系統用蓄電所とは発電された電気を各地に送るための電力系統に接続し、あらかじめ
蓄電所内に貯めた電力を必要に応じて放電する設備です。
整備に伴い先日企業立地協定の締結式が行われ、宇城市の末松直洋市長と日本蓄電池の漆原秀一社長が協定書にサインしました
事業費約5億円、出力規模は1998キロワットで今年11月以降に稼働する予定です。
日本蓄電池では、宇城市松橋町や荒尾市などにも系統用蓄電所の整備を計画しています。