16日朝、秋田市の駐車場でパトカーが歩いていた60代の女性と衝突する事故がありました。女性は足の骨を折る大けがをしていて、警察が事故の原因を詳しく調べています。
16日午前8時半ごろ、36歳の男性警察官が運転する普通乗用車のパトカーが、JR秋田駅の敷地内にある駐車場でバックした際、車の後方部分が歩いていた69歳の女性にぶつかりました。
この事故で、女性は左足の太ももを骨折するなどして市内の病院に搬送されましたが、意識はあり、会話ができる状態だということです。
パトカーを運転していた警察官の男性にけがはありません。
警察によりますと、事故を起こした警察官は、交番から警察署に向かう途中でごみを捨てようと、駐車場の近くにあるごみ収集所に立ち寄ろうとしていたということです。
パトカーを運転していた男性警察官は「右後方の確認をおろそかにしていた」と話しています。
警察が事故の詳しい原因を調べています。