「あの日のきょうにずきゅん」テレビ新広島、放送50年の歴史の中から、あの日のニュースを振り返ります。

今から38年前の1987年6月15日、カープの黄金期を支え「鉄人」の愛称で親しまれた衣笠祥雄選手に県民栄誉賞が贈られました。

衣笠祥雄選手は、山本浩二選手と共にカープの主軸として活躍、カープの黄金期を築きました。
1987年6月、連続出場を2131試合に伸ばし世界記録を更新しました。

授賞式で、当時の竹下県知事は「この輝かしい快挙は青少年に夢を、多くの県民に感動と勇気を与えた」とその功績をたたえました。

【衣笠選手】
「一人でも二人でも、一生懸命やるということは大切なことだと、ということを思っていただければと心の中にはいつも思っておりましたが、このような形でそういうことを評価していただき、本当にありがとうございました」

衣笠選手は、野球に真摯に精進し前人未到の記録を達成したとしてその後、日本で6番目の国民栄誉賞を受賞しました。

(メモ)
衣笠さんは引退する1987年までに2215試合の連続出場を続け、引退後は野球解説者として活躍するかたわら、チャリティーゴルフに参加するなど広島のスポーツ振興に貢献しました。

テレビ新広島
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