目の不自由な人が案内役を務め、偏見や立場を超えた「対話の大切さ」を体験するプログラムがこの夏、被爆80周年事業として開催されます。
体験プログラム「平和のためのダイアログ・イン・ザ・ダーク」は、暗闇の中で、視覚以外の感覚を研ぎ澄ませそこにいる誰かとの信頼や繋がりを楽しむもので、案内役を「視覚障害者」が務めます。
広島市の被爆80年事業としての開催も決まっていて、8月2日から11日に広島市中区の旧日本銀行広島支店で開催される予定です。
主催する志村真介代表は、「暗闇では立場も年齢も意味を持たない。人と人が対等に繋がり真の対話が生まれる体験を通して「信じる」ことを考えてほしい」と開催の意義を強調しました。
主催者は、プログラムの無料での開催を目指していて、6月末までクラウドファンディングを行い、参加者募集は7月1日に始める予定です。