長野県の中信地域にある高速道路のサービスエリアなど8カ所でオリジナルのカレーメニューを提供するイベントが始まりました。スパイスたっぷりのカレーを食べて、暑い時期を乗り切ってほしいとしています。
大きなエビフライが乗ったカレーに。ダムを模した「ダムカレー」。カレー味のつゆで食べる「カレーそば」も。
6月12日から中信地域の高速道路のサービスエリアなどで提供が始まったオリジナルのカレーメニューです。
中日本エクシス 信州支店・曽根敦徳さん:
「夏という時期は、夏バテしがちかなというところがありますのでスタミナをチャージして、夏バテを乗り越える、夏を乗り切りるということで、元気づけてもらいたいな」
中央道下りの諏訪湖サービスエリアで提供しているのは、生パン粉を使ってサクっと揚げたエビフライをご飯に乗せ、中辛のビーフカレーのルーをかけた「大人のエビフライかれー」です。
お食事処 湖彩・畔蒜健司さん:
「子どもの頃に食べたエビフライがごちそうだったので、それが真っ先に思いついた。夏バテ防止など含めて、幅広いお客さまに楽しんでいただけたら」
(記者リポート)
「最初は濃厚で甘めな印象なんですが、しっかりと辛さも感じます。スパイスを加えることで、辛さが引き立ってクセになります」
この「カレーフェア」はスパイスたっぷりのカレーを食べて暑さを乗り切ってもらおうとサービスエリアなどの管理・運営を行う会社が初めて企画したものです。
中央道と長野道の8カ所が参加し、オリジナルのメニューを提供しています。期間中、対象メニューを注文するとカードがもらえ、特設サイトでアンケートに応えると、サービスエリアなどで使える買い物券が当たる抽選に参加できる特典もあります。
上りの諏訪湖サービスエリアで提供しているのは、かつおだしとカレーを合わせたつゆで食べる「カレーそば」です。ズッキーニとエビの天ぷらなどもついてボリューム満点です。
和食・信州そば処 そじ坊諏訪湖SA店・土田栄一店長:
「さらさらとした食べやすいスープになっていて、スパイシーさが引き立っているスープ」
名古屋から(スリランカ出身):
「インドのカレーですね、これ。ぼくはスリランカで生まれたから面白くて、おいしい」
続いては、長野道下りの梓川サービスエリア。およそ20種類のスパイスを使ったカレーの湖に浮かぶのは、遊覧船をイメージしたハンバーグ。エビフライは、放水の様子をイメージしています。雄大な黒部ダムを模した黒部ダムカレーです。
サービスエリアは黒部ダム観光に行く人が立ち寄ることも多く、セットで楽しんでほしいとしています。
(記者リポート)
「コクのあるカレーで後からピリリとした辛さが伝わってきます」
中日本エクシス 信州支店・曽根敦徳さん:
「カレーを食べて元気を蓄えつつ、SA・PAも楽しんでいただいて、旅の思い出の1ページにもしていただければいいかなと思っている」
カレーフェアは、7月いっぱいまで開催されています。