長野市の長野中央病院で多額の現金が盗まれた問題で、病院を運営する長野医療生活協同組合は新たに元職員2人が現金を盗んでいたと明らかにしました。2024年に発覚した元事務職員の盗みと合わせて5250万円余りに上るということです。

病院では、2024年、元事務職員の50代男性が2008年から2024年にかけて総額2740万円を盗んでいたことが分かり、病院側は5月10日付で全額返還を求めて男性を提訴しました。

組合によりますと、その後の調査で新たに元職員2人も現金を盗んでいたことが分かり、1人は1958万円余り、もう1人は551万円余りに上るということです。

2人は盗んだことを認め、すでに示談が成立しているということです。

3人はいずれも会計窓口のレジから現金を盗んだ後、入金データを改ざんする手口を繰り返したということです。

長野放送
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