離島で停電したと想定し、復旧のための機材を海上保安庁の船で運ぶ訓練が福山市でおこなわれました。

参加したのは中国電力ネットワークの社員や福山海上保安署の職員などあわせて19人です。

訓練は福山市の南に浮かぶ離島走島で台風のため停電が発生したと想定しておこなわれました。

合同訓練は県内各地で毎年実施していて、福山での訓練は4回目です。
中国電力ネット―ワークの社員などが復旧用の電線や工具を巡視艇「ともかぜ」積み作業員が巡視艇に乗り込んで走島に向かいました。

【福山海上保安署・浦建国 署長】
「資機材がどの程度の量があるか、人員についても身体(安全)確保とかを指示することができて有意義な訓練となったと思います」
【中国電力ネットワーク福山ネットワークセンター・丸尾和也 所長】
「離島といえども、復旧が迅速となるように、生活に安心・安全を感じていただけるように訓練していきたいと思います」

合同訓練は今後もおこなう方針だということです。

テレビ新広島
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