イランからの攻撃で、イスラエルでは新たに100人以上が死傷。
イスラエルによる攻撃も続いています。
イスラエル中部に16日、イランのミサイル攻撃があり、地元メディアによりますと8人が死亡、90人以上が負傷しました。
また北部の石油精製所にも攻撃があり、負傷者が出ているということです。
一方、イスラエル軍も16日、イラン革命防衛隊の「コッズ部隊」の司令部を攻撃したと発表し、これまでにイスラエル側は21人が死亡、イラン側は224人が死亡するなど犠牲者が増え続けています。
こうした中、イスラエルのネタニヤフ首相は15日、FOXニュースのインタビューで「イランの政権は弱体化し国民の支持を失っている」と述べ、イスラム教の指導者が統治する現在の体制が転換する可能性を示唆しました。
一方、ロイター通信は、アメリカのトランプ大統領がイスラエル側からイランの最高指導者ハメネイ師の殺害計画を提示され、拒否していたと報じました。
トランプ氏は15日、今後の停戦見通しについて「合意に至る可能性は高いと思う」と述べていて、アメリカがどの程度関与するのか注目されます。