サッカーJ2、V・ファーレン長崎はリーグ前半戦を締めくくる15日の大宮との一戦。点の奪い合いとなりました。
明治安田J2リーグ第19節、勝点差「8」で2位の大宮をホームに迎えました。
J1のガンバ大阪から復帰した江川が初先発し、存在感を発揮します。
序盤は押し気味に試合を進めていたものの、前半14分、クロスのこぼれ球を決められ先制を許します。
追いかけるV・ファーレンは38分、セカンドボールを拾った安部がミドルシュート!
ゴールに突き刺し試合を振り出しに戻します。
しかし、前半アディショナルタイムに失点。
1点ビハインドで折り返します。
後半は立ち上がりから目まぐるしくスコアが動きます。
7分、増山のミドルシュートは相手に当たってゴールへ。
同点に追いつきます!
その3分後、失点。再びリードを許します。
それでも、後半35分マルコスのFKをフアンマが頭で押し込み、三度、同点とします!
ホームの大声援を受け、勝ち点3をねらって最後まで攻め続けますが…
逆転ゴールは奪えず3対3、痛み分けのドローに終わりました。
下平隆宏 監督
「ここで勝点を縮めるための重要な一戦だったので、引き分けでは誰も満足していませんし、勝点3を取るために最後まで選手たちも必死に走り戦っていましたし、最後1点取れていればというシーンをたくさん作れていたので、そこを決めきれなかったのが非常に悔しいです」
江川湧清 選手
「いま積み上げているものが結果として繋がっていければ、おのずと点も入ってくるし、攻撃は力があるチームなので組織として守備がもっとうまくいけば間違いなく上位に行ける」
順位表です。
勝ち点1を積み上げ8位。
首位に浮上した水戸との勝ち点差は10です。
次節は22日(日)、アウェーで16位の熊本と対戦します。
リーグ後半戦のスタート。
まずは九州ダービーを制し、勢いをつけたいところです。