16日午後、JR仙台駅前にある飲食店が入るビルで、工事中に有毒なガスが発生し、工事関係者の40代女性がめまいや吐き気を訴え、病院に搬送されました。

有毒なガスが発生する事故があったのは、仙台市青葉区のJR仙台駅前にある「AKビル」7階です。消防によりますと、16日午後0時10分ごろ、工事関係者から「溶剤を混ぜたらガスが発生して体調不良者がいる」と119番通報がありました。

消防によりますと、店舗の改装工事中、工事関係者が塗料を固めるための硬化剤に、本来は入れない溶剤を誤って混ぜてしまい、有毒なガスが発生したということです。

この事故で、工事に携わっていた40代女性がめまいや吐き気を訴え、病院に運ばれました。搬送時、女性は会話はできる状態だったということです。

警察と消防が、当時の状況を詳しく調べています。

仙台放送
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