愛媛県松山市にある県庁第二別館で建て替え工事が進むなか、工事現場の内部が12日に公開されました。来年1月の完成を予定しています。
県庁第二別館で行われているのは、老朽化に伴って新たに地上11階建ての庁舎にする建て替え工事です。
この工事現場が報道機関を対象に公開され、担当者から外装工事と内部の仕上げが進められている状況が説明されました。
新しい第二別館では、3階に災害対応の拠点となる「防災オペレーションルーム」を新設。第一別館3階の防災フロアと連絡通路でつなぎ防災機能の充実を図ります。
地下には駐車場のほか、地震の揺れを吸収する免震装置を設置。強度に優れた愛媛産の木材を各フロアの壁に使い耐震性を高めます。
1階と2階には「官民共創拠点」として、産学官が共同で利用できる作業スペースや会議室などを整備する計画。詳細な設計や施工を行う委託業者の選定が行われています。
県官民共創推進室・高橋誠吾室長:
「行政のみで、いろんな課題を解決することが非常に難しくなっている。民間企業とか金融機関、大学など多くの主体の方々に参画いただくことが、これから非常に重要になってまいります」
新たな庁舎は来年1月に完成する予定です。
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