イスラエルがイラン各地を攻撃
イスラエルは13日、戦闘機がイラン各地の核関連施設などを攻撃したと発表し、ネタニヤフ首相は「核兵器プログラムの核心を攻撃した」と明らかにした。

イスラエル軍は13日、数十機の戦闘機がイラン各地にある核関連施設を含む数十の軍事目標を空爆し、最初の段階の攻撃を完了したと発表した。

またイスラエルメディアは新たな攻撃が先ほどから始まったと伝えている。
イランの司令官、科学者、多くの民間人が犠牲に
イランメディアは首都・テヘランやナタンズで複数の爆発音が聞こえ、イラン革命防衛隊のサラミ司令官が死亡したと報じた。また多くの民間人が犠牲になったとしている。

ネタニヤフ首相:
我々は、イランの核兵器プログラムの核心を攻撃した。ナタンズにある主要な濃縮施設を標的にした。

イスラエルのネタニヤフ首相はビデオメッセージで西部ナタンズにある核濃縮施設や核開発の科学者、弾道ミサイルの製造工場などを標的にし、脅威をとりのぞくため攻撃は何日も続くと強調した。

イランによる大規模な報復攻撃が予想されるなかイスラエルのカッツ国防相は全土に非常事態宣言を発令した。
一方、アメリカのルビオ国務長官は「アメリカは関与していない」と発表している。
林官房長官「在留邦人の保護に万全を期す」
また、外務省によるとイラン国内には日本人が約380人在留していて林官房長官は、次のように述べた。

林官房長官:
現在、さらなる事実関係を確認中でありますが政府として在留邦人の保護に万全を期す。
その上で林長官は、事態のさらなる悪化を防ぐため、「引き続き必要なあらゆる外交努力を行っていく」と強調した。