太平洋戦争末期にあった佐世保空襲について学ぼうと、佐世保市の小学生が12日、佐世保空襲資料館を訪れました。

佐世保空襲資料館を訪れたのは、九州文化学園小学校の2年生、31人です。

佐世保空襲を語り継ぐ会 木原秀夫 代表(80)
「6月29日に何があったのかな」
児童
「戦争」「佐世保空襲」

佐世保空襲は1945年6月28日の深夜から29日未明にかけてアメリカ軍がした爆撃で、16万から20万と言われる焼夷弾で市街地の大半が焼失し、1242人の命が奪われました。


佐世保空襲を語り継ぐ会 木原秀夫 代表(80)
「こんなのが屋根を突き破り 佐世保の町を燃やした」

児童は         
「焼夷弾を初めて見たり触ったりした。16万個も落とされたことが怖い」
「もう戦争は起きてほしくない」

佐世保空襲を語り継ぐ会 木原秀夫 代表(80)
「ロシアがウクライナを侵攻し、リアルに目の前にある。子供たちも(平時との)違いを感じていると思う」

児童たちは長崎原爆とともに学んだことをまとめ、平和のために自分たちに何ができるか発表することにしています。

テレビ長崎
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