富山県の県立高校の再編を巡り新田知事は3年後の2028年度をめどに開校する高校の案を今年度中に示すと述べました。
県は2038年度までに現在の34校ある県立高校を20校~22校程度に集約し、第一期の再編となる3年後の2028年度までに、30校程度とする方針です。
新田知事は12日の県議会で、2028年度までに再編し、開設する高校の案を今年度内に示すと明言しました。
グローバル教育や情報教育などに力を入れる高校を開設する方針です。
また、県立高校の募集定員について廣島教育長は、県立と私立の入学定員の割合「公私比率」が撤廃されたことを踏まえ、来年度からは各校、各学科の志願状況に応じて定員を決めていくと説明し、例年通り7月中旬に発表すると述べました。
一方、私立高校にはない農業科などの職業科の高校は志願状況に関わらず、一定程度確保する必要があるとの考えを示しました。