裁判中の被告人が刑務所から逃走し、小学校に侵入したという想定での訓練が富山県富山市で行われました。
訓練は、富山刑務所と富山南警察署、富山市が合同で実施したもので、富山刑務所から裁判中の被告人がロープを使い、塀を越えて逃走、近くの新保小学校に侵入したという想定です。
刑務所は職員の非常招集や関係機関との連絡手順を確認し、小学校は児童の安全を確保したうえで110番通報をし、駆けつけた警察官が逃走者を制圧しました。
富山刑務所では過去に2度逃走する事件がありましたが、その後は発生していません。
刑務所では万が一に備え、地域との連携体制を強化したいとしています。
*富山刑務所 小阪知晃所長
「(関係機関と)連絡体制をきちんと取っておくこと公安機関で油断がなかったか
もう一度確認をしたい」