宮崎県新富町の航空自衛隊・新田原基地所属のT−4練習機が愛知県で墜落した事故から約1カ月。事故を受け、T−4練習機は飛行見合わせが続いていましたが、13日以降、所要の対策を終了した機体から飛行が再開されます。

(航空幕僚監部 内倉浩昭航空幕僚長)
「5月14日の事故以来、T−4練習機の飛行を見合わせてまいりましたが、6月13日以降、所要の対策をした機体および操縦者から飛行の見合わせを解除してまいります」

5月14日の愛知県での墜落事故を受け、飛行を見合わせていたT−4練習機。

事故原因の調査が続く中での飛行再開について、内倉浩昭航空幕僚長は12日の会見で、「特別な点検により機体の健全性を確認し、操縦者に対する安全管理などの教育・訓練を行うことで飛行の安全を確保できると判断した」と説明しました。

T−4練習機は、新田原基地を含む全国13の基地で運用されていて、飛行再開は13日以降、各基地の判断で行われるということです。

また、新富町によりますと、6月9日に九州防衛局と新田原基地から飛行見合わせ解除に関する説明があったということです。

テレビ宮崎
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