覚醒剤を所持・使用した疑いで、熊本市に住む大学生の男が6月11日に逮捕された。男は覚醒剤の影響で体調が悪くなって、自ら救急車を呼び、駆け付けた消防が警察に通報したことで事件が発覚したという。
覚醒剤の使用と所持の疑いで逮捕
覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕されたのは、熊本市中央区坪井の大学生・酒井宏樹容疑者(21)。

警察によると、酒井容疑者は5月に覚醒剤を使用した疑いのほか、自宅アパートで覚醒剤0.3グラム、末端価格2万2000円相当を所持した疑いが持たれている。

酒井容疑者は、覚醒剤の影響で手のしびれなどを訴え、自ら救急車を要請。駆け付けた消防が警察に通報したことで、事件が発覚した。酒井容疑者の自宅アパートからは覚醒剤のほかに数本の注射器も押収されていて、静脈に注射して覚醒剤を使用していたという。

調べに対し酒井容疑者は容疑を認めていて、「覚醒剤を使用したと思われる人のSNSでの投稿を見て、覚醒剤を使用するとどのような反応が出るか気になった」と供述しているという。

警察は、酒井容疑者がSNSを使って覚醒剤を購入した可能性があるとみて、入手経路など調べを進めている。
(テレビ熊本)