ロシアとウクライナは、6月2日の直接交渉で合意した兵士の遺体交換を行いました。

ウクライナ当局は11日、1212人の兵士の遺体が返還されたと発表しました。

遺体は、ウクライナ軍が越境攻撃を行ったロシア西部クルスク州のほか、激戦地のウクライナ北東部ハルキウ、ロシアが一方的に併合した東部ルハンスクやドネツクなどで死亡した兵士だということです。

ウクライナ当局は、返還された遺体の身元の特定を急いでいます。

一方、ロシアのメジンスキー大統領補佐官は11日、「ロシア兵27人の遺体が返還された」と発表しました。

捕虜と遺体の交換は9日に始まり、10日までに25歳未満の若い兵士や負傷した兵士が母国に帰還したということです。

メジンスキー氏は今後、数日捕虜と遺体の交換が続くとした上で、12日は重傷の捕虜が帰還する予定だとしています。

フジテレビ
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国際取材部
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