5月末から東京などで販売が始まった政府備蓄米が、山陰でも店頭に並びます。
イオングループのスーパー2店舗で12日から販売されることになりました。
13日以降から、このほかのスーパーやコンビニ、ドラッグストアなどでも販売が始まる見込みで、コメの価格高騰に歯止めがかかるのか注目されます。
随意契約で放出された政府備蓄米。12日から販売を始めるのは、イオングループのスーパー・フジが運営する米子市の「ザ・ビッグ淀江店」と出雲市の「マックスバリュ川跡店」です。
2022年産の備蓄米を5キロ2138円で販売、それぞれ500袋をひと家族1袋に制限して販売するということです。
いよいよ山陰でも始まる備蓄米の販売。町で聞いてみると。
街の人:
コメはお母さんに持ってきてもらってます。
Qもし実家からおコメが送られてこなくなったら?
街の人:
2000円なら買います、安いから。
街の人:
ちょっと買わないかもしれない。やっぱり臭いのかなとか気にはなりますよね。
山陰ではこのほか、西日本を中心にディスカウントストアを展開する大黒天物産のラ・ムー、ディオ12店舗で、13日から2022年産の備蓄米を5キロ1980円で販売する予定です。
また大手コンビニでは、ローソンが山陰両県の一部の店でも14日から販売を始めるほか、ファミリーマートは6月中旬以降、セブンイレブンは6月17日から一部の都府県で販売を始め、その後全国へ広げるということです。
農林水産省が毎週発表しているスーパーマーケットでのコメの平均価格は4223円。
2週連続で下落していますが、2024年の同じ時期のほぼ2倍で推移していて、依然高止まりが続いています。
備蓄米の販売開始で、山陰でも価格高騰に歯止めがかかるのか。その動向が注目されます。