大の里の横綱デビューとなる来月の大相撲名古屋場所。今年からその会場が来月新オープンする「IGアリーナ」に変わります。着々と準備が進む現地では8年ぶりの日本人横綱に期待が高まっています。
大相撲名古屋場所までひと月あまり。会場となる「IGアリーナ」で始まったのが…「朝から木材が次々と搬入されていまして、あちらのように土俵の土台づくりがおこなわれています」
設営初日の9日は、「墨だし」と呼ばれる、土俵などの場所を正確に測る作業からスタート。IGアリーナ内の先発事務所でも、来月13日の初日に向けて準備に大忙しです。
名古屋場所担当部長 出羽海親方:
「IGアリーナでこけら落としとして開催させていただくすごい緊張感もありながらとにかく盛り上がるように我々も準備していきたいな。」
今場所の注目は…
出羽海親方:
「大の里が横綱になったことで東西の横綱揃いましたし横綱同士で2人で優勝争いを引っ張っていってもらえればなと思います。」
8年ぶりの日本出身横綱・大の里に大注目です!
一方、こちらは岐阜市の老舗「吉田旗店」。手染めの職人技で大相撲のぼりづくり。作っているのは…
吉田旗店 吉田稔会長:
「大の里関を染めるときはひらがなが入るんですひらがなが入ると間の取り方が難しいです。」
新横綱・大の里ののぼり。幅90センチ長さ5メートル40センチの布に手慣れた技で色を乗せていきます。名古屋場所は地元とあって80本以上ののぼりを仕上げるといい、大きな期待を寄せています。
吉田会長:
「相撲の(チケットの)枚数も増えるだろうしまた気分も新しくできるので大変嬉しく思っておりますまた新横綱のお披露目もありますのでみんなに感動を与えてくれるいい相撲をたくさん見せてくれるという風に期待をしておるところです。」
大の里の横綱デビューとなる大相撲名古屋場所は来月13日に初日を迎えます。