国会の党首討論がこのあと午後6時から初めて夜に開催されます。
最新情報について国会記者会館から、フジテレビ政治部・安部多聞記者が中継でお伝えします。
トップバッターに立つ野田代表は先ほどFNNの単独取材に応じ、初のナイターだと意気込んだ上で、物価高に関して論戦を挑む決意を示しました。
立憲民主党・野田代表:
初めてのナイターですのでね、視聴率が1.2と1.1だったみたいです。視力検査みたいですよね。今回はやっぱりね、6%台が出るといいなと思います。多くの皆さまに見ていただいている中で、一番の点は物価高だと思いますので、物価高中心によい討論ができればと思っています。
また日本維新の会の前原共同代表は社会保障改革や年金改革について、国民民主党の玉木代表は「年収の壁」やコメ政策について石破首相と論戦します。
――焦点となっている内閣不信任案ですが、11日の討論にも関係すると思います。提出の行方はどうなりそうですか?
ここにきて、提出見送りとの見方が強まっています。
というのも、まず野党側に、石破首相が解散に踏み切った場合の総選挙への備えが十分でないという事情があります。
さらにアメリカとの関税交渉の中、政治空白を生むことへの懸念もあり、11日の討論で野田氏がどんな姿勢で臨むのかが注目です。