梅雨の悩みの一つに「洗濯物」がある。そこで、この道30年以上数多くの衣類をクリーニングしてきた、福島県郡山市のクリーニングハウスキョウヤ・酒井善彦さんにお悩み解決をお願いした。

できるだけ早く乾かずべし

福島テレビのXで、梅雨の洗濯についてどんなことに困っているかを聞くと、一番多かったのが「生乾き臭」、2番目に多かったのが「なかなか乾かない」ということだった。

悩み多き梅雨時のお洗濯
悩み多き梅雨時のお洗濯
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酒井さんは、みなさんのお悩みについて「なかなか乾かないから生乾き臭がする。ということは、できるだけ早く乾燥した方が良い」という。

間隔と空洞がポイント

そのポイントとして
【靴下】両足を一緒にするのではなく、片足ずつバラバラに干すのがポイント。酒井さんは「生地と生地がくっついていると、その分乾きにくい。広げたら乾きやすくなる」という。なので、足の入り口部分をピンチで空洞を作るように干すのもおすすめ。

ポイントは空洞
ポイントは空洞

【バスタオル】贅沢にスペースを使ってできるだけかさならないように干す。
【ジーンズ】特に乾きにくいジーンズも、空洞を作って干すのがおすすめだ。
最終的に、ピンチハンガーで干す場合は「アーチ状」になるようにすると、隣の洗濯物と重ならずスムーズに乾かすことができるという。

風の通りを意識
風の通りを意識

酒井さんは「まずは洗濯ものをためない!少なくして間隔をあけて干すと乾きも良くなる」というポイントも挙げた。

難敵…靴を乾かすポイント

酒井さんでも「さすがに乾かない」という靴。酒井さんは「できるだけ開いて新聞紙とかペーパータオルとか、なんでもいいので湿気がとれるものを入れて、水分を抜きながら縦に水が抜けるように干す」とアドバイスする。

新聞紙やキッチンペーパーなどを駆使して
新聞紙やキッチンペーパーなどを駆使して

これから始まる梅雨。皆さんもちょっとした工夫を試してみては?

(福島テレビ)

福島テレビ
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