全国1位から陥落した静岡茶のブランド力強化を目指し、県はユニクロのロゴなどを生み出したクリエイティブディレクターの佐藤可士和さんを起用します。
製品化する前の「荒茶」と呼ばれるお茶について、2024年に初めて生産量が全国1位から陥落した静岡県。
国内での茶の需要自体も低迷が続いていて、県や一部の生産者は需要が高まっている海外に目を向けつつありました。
こうした中、鈴木知事が6月10日に発表したのは…。・
静岡県・鈴木康友 知事：
静岡茶をグローバルに通用するブランドにするためプロジェクトを立ち上げることにした
静岡茶を国際的なブランドへと押し上げるため新たなプロジェクトを立ち上げ、そのリーダーとしてクリエイティブディレクターの佐藤可士和さんの起用を発表しました。
佐藤さんはユニクロのロゴのデザインやセブン＆アイグループのロゴやパッケージデザインのほか、今治タオルなど伝統産業のブランド化にも貢献してきました。
県がコンペを実施し、応募した佐藤さんの経営する会社が選ばれたということで、県との契約金は660万円。
今後、ブランド名やロゴなどを手掛ける予定です。
静岡県・鈴木康友 知事：
様々な成果を上げた人なので、ぜひその力を静岡茶のブランド力向上につなげてもらいたい
県は静岡茶の価値や課題を洗い出した上で戦略を立て、2026年度以降にプロモーション活動を行う方針です。
