6月12日の県民防災の日を前に、宮城県警は民間企業と協力し、ドローンなどを活用した行方不明者の捜索訓練を行いました。
この訓練は、若林警察署とドローンの販売や撮影などを行う企業が合同で行ったもので、県内で最大震度7の地震が発生し、大津波警報が発表された想定で行われました。
訓練では、高さ30メートルの高さで飛ばしたドローンで広瀬川沿岸の要救助者を発見し、警察がゴムボートを使って救助にあたるまでの手順を確認しました。
仙台螺子工事部 菅原元気さん
「一般企業が対応力を強化して、警察と協力し、災害や事故などに対応できるような体制を作っていかなければと考えています」
若林警察署 赤木一馬警備課長
「災害はいつ発生するか分からないので、地域の方々と連携した訓練を継続して、災害対応能力を高めていきたい」
県は宮城県沖地震が発生した6月12日を「県民防災の日」と定めています。