「百日ぜき」の新規感染者数が4週間ぶりに減少しました。
「百日ぜき」はせきが長引くのが特徴で、子どもを中心に感染し、乳児がかかった場合には重症化して死亡するおそれもあります。
国立健康危機管理研究機構(JIHS)によりますと、今月1日までの1週間で報告された全国の感染者数は、過去最多だった前の週から330人以上減り2329人で、4週間ぶりに減少に転じました。
また、風邪のような症状と頬に発疹が現れるのが特徴の「伝染性紅斑」、いわゆる「リンゴ病」の新規感染者数も1医療機関あたり1.87で、2週連続で減少しました。
ただ、いずれも依然高い水準で推移していて、厚生労働省は手洗いなどの対策を呼びかけています。