サッカーの強豪校・松江市の立正大淞南高校が、Jリーグの強豪・ヴィッセル神戸と提携することになりました。
淞南高校が運営する15歳以下のチームの選手育成に連携して取り組みます。
ヴィッセル神戸・三木谷研一取締役副会長:
「有望な選手がどんどん出てきて、ヴィッセルにも加入して頂いたりして、盛り上げて頂ければと思います」
こう話すのはサッカーJ1、ヴィッセル神戸の三木谷研一副会長です。
松江市のサッカーの強豪校、立正大淞南高校と提携、淞南高校が運営する15歳以下のチームの育成強化に乗り出します。
立正大淞南高校サッカー部・北村直樹校長:
「ヴィッセル神戸と本校との提携が正式に結ばれ、テンターは、ヴィッセル神有U-15に生まれ変わります」
チーム名も「ヴィッセル神有U-15」に変更、本拠地の兵庫県以外では初めて「ヴィッセル」の名をつけた5番目のユースチームとして新たにスタートを切ります。
「FCtentarUー15」提携のきっかけは、淞南高校サッカー部の卒業生の保護者が三木谷副会長と親交があったこと。その後、三木谷副会長が淞南高校を訪問。
淞南の選手をヴィッセルのホームゲーム観戦に招待するなど、去年から交流が続いていました。
ヴィッセル神戸・三木谷研一取締役副会長:
「ユースチーム間で上手く連携したり、カップ戦をやったりして交流を深めて、益々盛り上げて頂ければと思います」
ヴィッセルの名をつけることが決まった15歳以下のチームは、2020年に発足。現在は、松江市や出雲市を中心に60人が在籍しています。
今月の国際試合で16歳以下の日本代表に選出された野田歩選手をはじめ、今年度、出身選手25人が淞南高校サッカー部に所属しています。
立正大淞南高校サッカー部・南健司総監督:
「県内外から沢山の強豪を呼べるきっかけになると思います。早い段階で高いレベルのものを目に出来る、高いレベルを経験できることが最大のメリット。来て頂けるチームが正直増えると思います」
「ヴィッセル神有U-15」は今後、ヴィッセル神戸と同じデザインにユニフォームを一新するほか、ヴィッセルが監修する育成プログラムの導入や、ユースチーム間の交流など、次の世代の選手育成に向けヴィッセル神戸と連携していくことにしています。