いよいよ梅雨入り、本格的な暑さを迎える前にヒツジも夏モード、さっぱりします。
倉吉市の倉吉農業高校で、ヒツジの毛刈り実習がありました。
9日は畜産を学ぶ生物科の1年生12人が、学校の牧場で飼育している2匹のヒツジの毛を専用のバリカンを使って刈り込んでいきました。
この毛刈りは暑さからヒツジを守るため、熱中症対策として毎年この時期に行なわれていますが、毛をまとった状態では分かりづらい生育状態や健康状態を、目で確かめられる機会にもなっています。
男子生徒:
「ヒツジを切っちゃいそうで上手く出来なかったけど楽しかったです」
「将来はこの仕事につきたいと思っているので、良い体験だったと思います」
女子生徒:
「ふわふわしてて楽しかったです。毛がしっかりしているので、製品が綺麗に出来ると思います」
倉吉農業高校農業科・徳山英仁教諭:
「畜産を学んで動物を育てるだけではない。いろんなものに私たちの生活に繋がっている。気付きのきっかけになれば」
刈り取られたヒツジの毛はおよそ8キロ。このあと生徒たちが実習として糸を紡ぎ、コースターをつくるということです。