お彼岸の和菓子店 おはぎ作りに大忙し

お彼岸の定番「おはぎ」。
最近は、SNS映えする「進化形のおはぎ」も登場している。

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福岡市の和菓子店では、おはぎ作りに大忙しだ。
多いときには1日に1000個ほど作る。

おはぎを買った客:
お彼岸なので、仏様にお供えをしようと思って

諸説あるが、おはぎに使われる小豆の「赤」には、古くから邪気を払う効果があるとされていて、お彼岸には無病息災と、先祖への感謝の気持ちを込めておはぎを供えるようになったという。

また昔は、収穫したばかりの小豆を使い、皮まで柔らかく食べられる秋が「粒あん」で、冬を越して硬くなった皮を除いた春が「こしあん」だったが、現在は保存技術が向上したため、どちらも食べられるようになった。

古くから親しまれてきた「おはぎ」。
いま、そこに新しい風が吹いている。

これがおはぎ?ピンクにオレンジ…花がモチーフ

こちらは北九州市の和菓子店。

中村秋季乃リポーター:
こちら見てください!色とりどりで、見た目も華やかです

ピンクのあんで描かれているのは、バラの花。
そしてモンブランケーキのようなおはぎも…

中村秋季乃リポーター:
見た目がかわいくて食べるのがもったいないんですが…まずはこちらのユズから頂きます。さわやかな味!ゆずですね。続いては…こちら、かぼちゃあんを頂きます。ん!かぼちゃです!

見た目も華やかなおはぎは、全部で6種類。
中には黒ゴマや緑茶などもあり、季節に合わせてあんを変えている。

おはぎに華やかさ生み出す「しぼり」

この時期の売れ行きは、通常の4倍にのぼるという。
これらのおはぎを生み出しているのが、スタッフが持つ「しぼり」。

この「しぼり」で、花びらを1枚1枚丁寧に描く。
和菓子作りでしぼりを使うのは珍しいそうだ。

菓匠きくたろう・山田啓玄マネージャー:
もともと洋菓子店をしていたのもあって、その流れでしぼりを使った花柄をするようになりました。おはぎを食べたことがない方も、入り口としてぜひ一度手に取って頂ければと思います

伝統の世界に咲いたかわいらしい「進化形おはぎ」。
「SNS映えする」と人気のようだ。

(テレビ西日本)