地域の豊かな自然を楽しんでもらおうと三次市で、7日、ホタル祭りが開かれました。
この祭りは、三次市の住民グループ、「青河(あおが)ホタル里づくりの会」が毎年この時期に開催していて、今年で25回目となりました。
会場では、子供たちによる太鼓の演奏などが披露されたほか、焼き鳥やうどんなどの屋台も並び、訪れた家族連れなどは夏の訪れを告げる地域のお祭りを楽しんでいました。
そして、とっぷりと日が暮れた午後8時頃からはいよいよホタルの探索です。
灯篭がかすかに照らす通称・ほたるロードを行くと、小さく輝きながら飛ぶホタルが観察できました。
【参加した子供は】
「光ってるところが豆電球でもないから癒されるというか」
【三次・青河ホタルの里づくりの会:山田英治会長】
「幻想的に舞うし哀愁が漂うというか、ほのかな明かりで、心が安らぐという面もありますね」
三次市青河町のホタルは、先月中旬から飛びはじめ、ピークは過ぎたものの、今月中旬までは楽しめるということです。