自民党の小野寺 五典 政調会長が8日熊本で講演し、台湾の半導体製造大手TSMCの熊本進出について「日本の将来を見据えた投資が実を結び始めた」と述べました。
【自民党 小野寺 五典 政調会長】
「日本の次の勝ち筋、次の日本の食いぶちをつくっていきたい。その第一歩がTSMC。この熊本なんです」
自民党熊本県連が開いた政治セミナーに講師として登壇した小野寺 五典 政調会長。
「次の世代、孫の世代でも日本が経済大国、技術立国と言えるような投資を自民党は行っている」と強調したうえで、「TSMCはその第一歩、将来を見据えた投資がようやく実を結び始めた」と述べました。
また、参院選に向けて野党各党が物価高対策で減税を主張していることについては、「赤字国債を出してまで減税するようなことがあってはならない。そうすれば円の信用が落ちてさらに物価高が進み、悪循環に陥ることになる」と減税に否定的な考えを示しました。
また、8日は政治セミナーに先立ち自民党県連の定期大会も開かれ前川 收 会長の5期目続投が承認されました。
【5期目続投 前川 收 自民党県連会長】
「この参議院選挙をしっかり勝ち抜くことによって安定した政治体制をつくるための次の総選挙にも備えていく。もしかすると同日選挙になるかもしれない。それはそれで私たちは覚悟を持って政治に向かっていく選挙に向かっていくその準備はみなさんを共に十分にやってきたつもりなのでぜひともその戦いに向けて力添えをいただきたい」