境港に水揚げされたクロマグロを1本丸ごと使って解体から調理まで学ぶ豪快な授業が6日、境港市の高校で行われました。
境港に水揚げされたばかりのクロマグロ。全長190センチ、内臓など除いた重さは96キロ。巨大なマグロが教材です。
境港総合技術高校では、生徒たちに地元の水産物について理解を深めてもらおうと、マグロのPRに取り組む協議会の協力のもと、毎年この授業を行なっています。
15人の3年生を前にプロの割裁人が手際よく大きなマグロを解体していきました。
そのあと、生徒たちは手ほどきを受けながらスプーンで中落を取ったり、包丁で身を切り分けたりしました。
生徒男子:
初めてです。他の魚とは違うものなので難しいです。
生徒女子:
マグロさばいたことないです。やりがいがあります。
割裁人 深町誠人さん:
身の締りも良く脂も乗ってます。最高のマグロです。
マグロを自分でさばいた感じで、境港のマグロをPRして欲しいです。
このあと、生徒たちは赤身・中トロ・大トロの三種類の部位を使ったマグロ丼などを作り、おいしくいただきました。
生徒女子:
サクサクで、お肉みたいで美味しいです。
生徒男子:
こういう経験を生かして、いろんなことに生かして、貢献できるようにしていきたい。
解体から調理まで学んだ生徒たち。
地元の海の幸への理解を深めていました。