この夏も、コメの価格は高止まりが続くとの見方が強まっています。
コメの生産者や卸売業者などでつくる団体はコメの価格について、「100」に近づくほど値段が高くなる見通しが強いことを示す指数を発表しています。
5月の調査では、向こう3カ月についての指数が、前回調査から横ばいの「59」となり、高い状態が続くとの見方が強いことが分かりました。
調査が行われたのは、小泉農水相が始めた「随意契約」での備蓄米売り渡しの発表前で、その影響は織り込まれていないものの、コメ不足への警戒感の強さを反映しています。