コメの価格高騰などを受けて、「カレー店」の倒産件数が過去最多を更新した。

帝国データバンクの調べによると、昨年度に倒産した「カレー店」が(※負債1000万円以上、法的整理によるものでインド料理店を含む)13件と過去最多を更新した。

倒産の主な理由として、これまで安く安定的に入手できたコメの価格高騰のほか、光熱費や人件費の上昇も加わり、中小規模の店を中心に経営を圧迫した。

ことし4月以降も倒産は続いているということで、帝国データバンクは「個人営業など小規模店の廃業や閉店を含めると、実際にはさらに多くのカレー店が市場から撤退したとみられる」と指摘している。