秋田県北秋田市で5日、園児がアユの稚魚を放流しました。

北秋田市合川地区の阿仁川と小阿仁川の合流地点、「合川」の地名の由来といわれている場所に、地元の合川保育園の年中の園児15人がやってきました。

体長10センチほどのアユの稚魚約2500匹を放流します。

園児たちは「大きくなってね」と声をかけながら稚魚を送り出します。

放流を体験した園児は「楽しかった。大きくなってほしい」「お魚をバケツから『大きくなってね』と言って放すのが楽しかった」と笑顔を見せていました。

北秋田市 合川公民館・藤嶋浩子館長:
「いまの子どもたちは自然と触れ合う機会が減っているので、こういう活動を通して故郷の自然に触れて守ることを考えてほしくて企画している」

放流した稚魚は9月下旬から10月中旬に産卵の時期を迎えます。

秋田テレビ
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