2028年に大規模商業施設がオープンする予定の新潟市の鳥屋野潟南部。

この開発をめぐり、新潟市民オンブズマンの代表が6月5日、市に対し事業計画に反対する意見書を提出しました。

意見書には、現在も弁天線の渋滞が深刻化している中、鳥屋野潟南部の開発によってさらなる渋滞や自然環境の悪化などを招くとして到底容認できないと主張しています。

【担当弁護士 齋藤裕さん】
「今でもかなり渋滞で生活は大変。それが一層大変になるということで、なかなか思うように外に出られない、出かけられないという感じになっていくのだろうと思う」

また、鳥屋野潟南部の開発には、あわせて弁天線の渋滞対策が必要だと訴えています。

【担当弁護士 齋藤裕さん】
「現状の弁天線とバイパスだけではおそらく不十分なので、新たな道路の開設、あるいは弁天線の拡充ということが必要なのだと思う」

市は今後、意見書について審査する意向です。

NST新潟総合テレビ
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