県は5日、約86億円の6月の補正予算案を発表しました。

【山口知事】
「各会社にしてみると、まったくつてがない。われわれは海外とのざまざまな人材受け入れのネットワークを持っているので」

このうち全国的にも人手不足が深刻化している物流業界について、“外国人ドライバー”の受け入れを支援する事業に約500万円を計上しています。
県内の自動車学校や県トラック協会などと協力し官民一体で取り組むもので、まずは、県と長年の交流があり日本と同じ左側通行・右ハンドルのタイから3人を受け入れる予定です。
受け入れた外国人は民間企業が雇用し、運転講習や免許の切り替えなどを経て来年4月には運転業務を始める見込みです。

県によりますと現在、県内には外国人のトラックドライバーはおらず、このような取り組みは全国で初めてだということです。

このほか吉野ヶ里遺跡の新たな価値を見出すため、弥生時代の遺跡があり当時も交流があったとされる鳥取県・岡山県との3県共同で、多角的な研究や合同シンポジウムの開催に向けた事業に約500万円を盛り込んでいます。

サガテレビ
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