台湾出身の芥川賞作家・李琴峰さんが、トランスジェンダーであることをSNSで暴露され名誉を傷つけられたとして甲府市議を訴えました。
李琴峰さん(35)は2013年の来日前に性別変更の手続きをし、女性として生活してきました。
しかし2024年、山梨・甲府市の村松ひろみ市議が、李さんについて「身体は男性」などとSNSに投稿したということです。
李さんは名誉を毀損されプライバシーを侵害されたとして、損害賠償550万円などを求める訴えを東京地裁に起こしました。
村松市議は「訴状が届いてから名誉毀損に当たるのかどうかを弁護士と相談したい」とコメントしています。