大阪府の吉村知事は、5日、大阪・関西万博会場の「静けさの森」の水たまりから、一部基準値を超えるレジオネラ属菌が検出されたことを明らかにしました。
大阪・関西万博では、水上ショーが行われている「ウォータープラザ」エリアの海水から、基準値を超える「レジオネラ属菌」が検出され、4日からショーは中止されています。
「レジオネラ属菌」は、水辺などに生息する細菌で、感染すると肺炎などを発症することもありますが、現時点で、健康被害は確認されていないということです。
博覧会協会はすでに配管掃除などの水質改善に取り組んでいて、その効果を見極めて、6日にも再開したいとしています。