2024年度、過去最大となる46億円の赤字となった県立病院の経営改善に向け、4日に医療関係者などによる会合が開かれました。
新潟市で開かれた県立病院経営委員会。会議では、24年度過去最大となる46億円の赤字となった県立病院の経営改革について県の指針が示されました。
25年度で26億円の収支改善をしない限り資金が枯渇する見通しとなっていることから、県は今後、中核病院などの機能を強化することで収支改善を図る考えです。
【県病院局 金井健一局長】
「患者さんへの対応を変えていく、先生方の意識を変える大きな好機、きっかけタイミングになると思った。躊躇なくいろいろな改革を進めていきたいという決意を改めてもった次第です」
病院局は各病院の収支などを可視化・管理することで経営体質の強化も図る方針です。