北海道釧路市阿寒湖でしか見ることができないマリモ。湖の底での順調な生育状況が公開されました。

 湖の底でゆらゆらところがる球体。

 美しい緑が目を引くマリモです。

 これは釧路市阿寒湖のキネタンペ湾で、水中カメラによって撮影されたものです。

 国の天然記念物であるマリモは、無数の糸状の藻が絡み合い成長し、直径6センチほどになるのに150年以上かかるともいわれています。

 日光が届き、湖の底で回転できるなど、阿寒湖ならではの気候条件により球状となるマリモ。

 釧路市教育委員会の調査では直径8センチから18センチほどで、生育状況は良好だということです。

北海道文化放送
北海道文化放送

北海道の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。