北朝鮮メディアは5日韓国の大統領選挙について初めて報道し、李在明氏の当選を伝えました。
北朝鮮は5日、外部向けの朝鮮中央通信や住民向けの労働新聞で、3日に投開票が行われた韓国の大統領選挙について初めて報じ、「共に民主党」の李在明氏が当選したと報じました。
記事は、2024年12月の「非常戒厳」宣言に触れ、「前の大統領が弾劾されてから2カ月後のこと」だと伝えていますが、論評はせず事実を簡潔に伝える内容となっています。
韓国の聯合ニュースは「2023年末から北朝鮮が掲げる南北間の「敵対的二国関係」を踏まえ言及を控えた」との分析を伝えています。
新たに就任した李在明大統領は北朝鮮との対話を通じて朝鮮半島の緊張緩和を目指す方針を示していますが、北朝鮮側の対応は見通せない状況です。