名古屋市中区の松坂屋名古屋店で2025年6月4日から「大黄金展」が始まりました。様々な金製品1000点以上が展示、販売されています。
■純金製将棋の駒一式は約6800万円
金の価格は歴史的な高騰が続いていますが、松坂屋名古屋店に金の製品が勢ぞろいしました。

大阪・関西万博でも話題の「空飛ぶクルマ」(990万円)に、純金製の将棋の駒はおよそ6800万円です。

最も高価なものが、純金3000グラムで作られた時計で、価格はおよそ1億1500万円です。
■高さ2メートルのゴジラ…価格は1億1000万円
そして、高さおよそ2メートルの金箔のゴジラも展示されています。
2024年に生誕70周年を迎えたゴジラは、およそ5500枚の金箔を使い、半年かけて作られました。細部まで細かく再現され、高さはおよそ2メートルで存在感を放っています。

客A:
すごくきれいなので、どういうふうに貼ってあるのかなって。
客B:
背中の部分とか本当にリアルに作ってあるなと思います。
このゴジラは販売されていて、価格は1億1000万円です。コンパクトサイズの純金ゴジラもあり、198万円です。

純金ゴジラを購入した人(30代):
ゴジラで育った世代なので。3カ月後くらいには、さらに価値が高まっているんじゃないかなと思います。
■年々高騰する金の価格
世界情勢の悪化や円安傾向などで金の価格は年々高騰していますが、田中貴金属工業によると、5月8日に史上最高値を記録し、6月4日の小売価格は1グラムあたり税込みで1万7128円です。

SGCの担当者:
金が資産として今認められてきて、色々な価格帯の物がございますので、これだったら資産の一部に変えてもいいかなというものを手に取っていただけたらなと思っております。
まばゆい光に包まれた「大黄金展」は6月9日まで開かれています。
(東海テレビ)