今年で50回目を迎えた高校スポーツの祭典、宮崎県高校総体は1日・日曜に閉幕しました。

高校生アスリートの懸命に戦った試合の前半戦をハイライトで振り返ります。
今年の県高校総体には、32競技に約8000人が出場、熱戦を繰り広げました。

(選手宣誓)
「宣誓、選手一同は日頃の練習の成果を十二分に発揮し正々堂々戦い抜くことを誓います」

柔道男子団体は、絶対王者・延岡学園が、11大会連続20回目の優勝を飾りました。

(延岡学園 新藤翔選手)
Q.試合を振り返って
「最後の試合は副将が勝って絶対負けられないところでしっかり自分の柔道ができて良かったです」

女子団体決勝リーグは、2試合オール1本勝ちで勢いに乗る小林西が、宮崎日大を破り優勝、4年ぶり4回目のインターハイ出場を決めました。

ウエイトリフティング女子45キロ級に出場した小林高校・川崎琉愛選手。
スナッチで58キロを成功するとクリーン&ジャークでも74キロをクリア。トータル132キロ、県高校記録を更新しての優勝です。

(小林高校 川崎琉愛選手)
「しっかりとこれまで準備してきたことを結果に出せました」

剣道女子団体・決勝リーグは、高千穂と日章学園の一戦。
1勝同士で迎えた中堅戦、高千穂の藤原が胴を決め勝利リードを奪います。これで勢いに乗った高千穂は副将の坂本が冷静に「面」を決め3勝1敗、2年連続38回目の優勝を飾りました。

(高千穂高校 寺坂恋羽主将)
Q.連覇の要因は
「ずっと新人戦から(日章学園に)負け続けて、今までみんなで苦しい思いをしてやっと勝てて本当に嬉しいです」

男子団体も優勝争いは日章学園と高千穂の対戦になりました。
勝負の行方は大将戦へ…
日章学園・原田の小手が決まり、日章学園が9回目の優勝を飾りました。

バレーボール男子決勝は都城工業と日南振徳の対戦。
都城工業がセットカウント2対1とリードして迎えた第4セット、都城工業は外山の速攻などでリードを奪います。
最後は木佐貫のサーブポイントが決まりゲームセット。
都城工業が2年連続37回目のインターハイ出場を決めました。

女子決勝は、都城商業と日南学園の対戦。
日南学園がセットカウント2対0とし優勝に王手をかけた第3セット、都城商業も意地をみせます。
最後は日南学園・加藤のスパイクが決まり試合終了、日南学園がインターハイ初出場を決めました。

(日南学園 渡辺杏美キャプテン)
Q.インターハイでは
「インターハイの目標がベスト8なのでまず1勝して全国でも通用するバレーが出来るようにこれから練習します」

テレビ宮崎
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