富山県内の少子化が一層、進んでいます。
去年1年間に県内で生まれた子どもの数は5078人と9年連続の減少で、1人の女性が生涯に産む子どもの数、合計特殊出生率が1.29と過去最低を更新しました。
厚生労働省が発表した人口動態統計によりますと、去年1年間に県内で生まれた子どもの数は5078人で前の年より434人減って、統計開始以来、最も少なくなりました。
出生数の減少は2016年から9年連続です。
また、1人の女性が生涯に産む子どもの数を表す合計特殊出生率は1.29とこれまで過去最低だった2006年の1.34を大きく割り込みました。
これは、県の人口未来構想の2025年の推計値、1.31を下回る結果となっていて歯止めが掛からない少子化に新田知事は「重く受け止めている」として、引き続きあらゆる施策に取り組んでいくとしています。