福山市を拠点に活動するダンスチームが、来月アメリカで開かれるダンスの世界大会に出場することが決まりました。大舞台に励む姿を追いました。
先月、福山市役所を訪れた女性たち。
彼女たちは、福山市に拠点を置くダンスチーム「ＳＴＵＤＩＯ ＬＡＤＹＢＵＧ（スタジオ レディバグ）」のメンバーです。
世界最高峰と言われるダンスの世界大会「ＷＯＲＬＤ ＯＦ ＤＡＮＣＥ」の出場を報告しました。
「ＳＴＵＤＩＯ ＬＡＤＹＢＵＧ」は、去年３月、大阪であった予選を初出場ながら突破し、アメリカ・カリフォルニア州で開かれる世界大会への出場が決まりました。
県内初の快挙です。
振付師でメンバーのひとりＭＩＫＩ（ミキ）さんです。
１０歳でアクターズスクール広島のオーディションに合格。
人気グループ「Ｐｅｒｆｕｍｅ」と同じ１期生としてダンスの腕を磨きました。
本番まであと１カ月半。
振り付けも徐々に固まってきました。
出場するメンバーは、ダンス教室の講師から１６歳の高校生まで様々。
年の差、２０歳。
ダンス教室の選び抜かれた１６人です。
【ＳＴＵＤＩＯ ＬＡＤＹＢＵＧ振付師・ＭＩＫＩさん】
「女性のしなやかさだったり女性の強さだったり弱さだったり、１６名の一人一人の個性がしっかり見えるような振り付けに心がけてつくっています」
振り付けは予選の時に比べて激しい動きを増やしました。
年齢も経験も違う中、レベルの高い練習が続きます。
本番まであと少し…。
ＭＩＫＩさんの指導にも力が入ります。
【ＭＩＫＩさん】
「こういう…これずっと言っとるけど、いつになったらできるん。やらん気？１カ月半後に（アメリカに）もう飛んでるわけよ、私たちは。それまでに調整をせんといけんのだから、もうしようと思いなさいよ」
世界基準の審査をクリアするには、一糸乱れぬ動きが必要不可欠。
互いに一つ一つの動きを何度も確認します。
【ダンス歴７年・高校２年生】
「技術とか追いつかないところもあって不安がいっぱいなんですけど、出るなら優勝を勝ち取りたいんで頑張って優勝目指して挑戦していこうと思います」
【ＭＩＫＩさん】
「空間が真空に見えるほど揃えるっていう作業をしていきたいので、心の行き先をみんな同じ方向に向けて頑張れたらなというところです。一人一人の心に届けられる何かを見て心が動いたというものが届けば満足かなと思っています」
福山から世界へ。
憧れの舞台はもうすぐそこです。
《スタジオ》
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