秋田県高校総体のバスケットボールは3日、男女の決勝戦が行われ、男子は能代市の能代科学技術が2年ぶりの王座に返り咲き、女子は湯沢市の湯沢翔北が連覇を果たしてインターハイの切符を手にしました。

男子の決勝戦は、2年ぶり59回目のインターハイを目指す能代科学技術と、65年ぶり2回目の優勝を目指す明桜の対戦です。

明桜は立ち上がり、ゴール下でオフェンスリバウンドを数多く奪い、ゴール下で得点を重ねます。

対する能代科学技術は、第2クオーターで伝統の速攻でペースをつかむとじわじわと差を広げ、明桜に9点差をつけます。

後半、一時14点差をつけられた明桜でしたが、ここから意地を見せました。スリーポイントシュートなどで点差を1桁にして詰め寄ります。

しかし最後は、能代科学技術が体力を残す選手を次々と投入。最終クオーターは選手層の厚さで再び明桜を突き放し、100対76で快勝。2年ぶり59回目の優勝を果たしました。

能代科学技術高校・佐藤悠斗主将:
「最初シュートが入らなくて、自分たちの走るバスケが体現できなかったので、後半からチーム全体で自分たちの強みの『走る』トランディション(攻守の切り替え)を強調してシュートが入って良いバスケができた」

また女子決勝は、湯沢翔北が序盤から内外バランス良く得点を重ね、秋田中央を78対58で破り、2年連続23回目の優勝を勝ち取りました。

能代科学技術と湯沢翔北は、7月26日から岡山市で開催されるインターハイに出場します。

秋田テレビ
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