島根・大田市のJR山陰線で3日朝に起きた特急列車と倒木の接触事故で、大田市駅ー温泉津駅間で運転の見合わせが続いていましたが、午後3時前に再開されました。
JR西日本によりますと、3日午前7時ごろ、大田市温泉津町の山陰線温泉津駅ー湯里駅間で、上り特急列車が走行中に倒木と接触し停車しました。
車両の点検と倒木の撤去のため、浜田駅ー出雲市駅間で運転を見合わせ、その後も作業が続いたことから、大田市駅ー温泉津駅間で運転を見合わせていました。
そして発生から約8時間後の午後2時45分にようやく運転が再開されました。
列車は、午前5時34分に益田駅を出発し、午前8時15分に米子駅に到着予定で、当時乗客5人と乗員2人がいましたが、けがはないとしています。
JRによるとこの接触事故で、19本が運休するなどして合わせて約900人に影響が出ています。