昨年度の富山空港の利用者数は前の年度より2万5000人余り増加していて、国際線の利用者数は2倍以上となりました。
富山県のまとめによりますと、昨年度の富山空港の利用者数は前の年度より2万5000人余り多い39万5600人余りでした。
このうち国際線の利用者数は4万7000人余りで、前の年度に比べ2倍以上増加しています。
これは上海便が週2便から3便に増便したことに加え、コロナ禍で運休していた大連便が週2便で運航を再開したことが利用増につながったとしています。
一方で、国内の定期路線の利用者数は2000人余り減って32万6000人余りとなっています。
県は国内路線の利用を促すため、航空会社と連携し富山‐羽田便乗り継ぎキャンぺーンを行っているほか、羽田空港を経由して富山を訪れてもらおうと九州でのプロモーションにも力を入れたいとしています。