公共交通機関に乗って残そうと、長野駅と松本駅前で関係団体などが利用を呼びかけました。
組合が呼びかけ：
「鉄道・バス・タクシー利用者が大変減少し、将来を不安視した仲間が多く職場を去ってしまいました」
長野駅前では6月3日午前7時半から、私鉄やバス会社などで作る組合と長野県が、合同でチラシを配り呼びかけました。
県内の公共交通機関（鉄道・バス・タクシー）の利用者は、2023年度の1年間にのべ8700万人。
コロナ禍で大きく減少した後、目標の1億人を下回る状況が続いています。
県私鉄労働組合連合会・若林茂執行委員長：
「事業者が一体となって考えていけば公共交通は盛り返せると思っているので、地域住民の皆さんにもご理解いただいて1週間に一度でもいいからご利用いただきたいと思う」
運転手不足のほか、燃料代や人件費の高騰など厳しい経営環境に理解を呼びかけました。
