幻の魚とも呼ばれる「エツ」の食文化を子供達に知ってもらおうと、佐賀市の中学校で料理教室が開かれました。

この教室は、佐賀市諸富町で親しまれている「エツ」の特色や食文化を生徒たちに伝えようと、佐賀市南部の10の鮮魚店や飲食店でつくる団体が毎年開いているものです。
2日は諸富中学校の3年生35人が参加し、講師から手順を習ったあと班に分かれて調理開始。
小骨が多いエツを食べやすくするため、包丁で細かく切り込みを入れる「骨切り」にも挑戦しました。

【生徒】
「骨切りの短いところがまあまあむずかしかった」
【生徒】
「ホクホクしていて味もついていておいしかった」
【生徒】
「骨がいっぱいあって食べづらかったところもあったけどおいしかった」

【佐賀市もろどみin食の会 吉田宏毅会長】
「エツがどういう魚か知ってもらって、この地域でこの時期にしか食べられないというところを自分の地域の財産として認識してもらえたらなと」

エツ漁は7月20日まで行われるということです。

サガテレビ
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